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心地よい「嘘」に身を委ね思考停止する危険さについて考えさせられる アクエリオンロゴス 18話 

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いつもオバカなノリと熱さが売りのアクエリオンロゴス。
でも18話はちょっと考えさせられる話だった。

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合コンから始まるアクエリオンロゴス、18話はけっこう考えさせられる内容となっている。
今回は「俺はスク水が好きだぁぁーーー!」とか叫んだりはしない。

今回のテーマ 「正直な負け犬よ、吠えろ」


  • 「嘘」について
  • みんな自分の意見を持つのが怖くて心地いい嘘にしがみつく
  • 「本当のこと」を指摘するのは正義なのか否か?

一見甘い言葉の敵の演説

イケメンの政治家による要点は下記の通り

  • 「みんなで手を取り合って生きていこう。僕らはみんな平等なのだから」

基本的に聴衆を褒めちぎり良い気分にする演説。
案の定、支持率は高くなる。

しかし実際は「不景気」などのストレス要因の原因と向き合う事を避けている。
目の前の問題から目をそらし、「協力は美学」などの甘い言葉で騙しているにすぎない。


主人公サイド(空篠 翼人)の意見

  • 真実は嘘には勝てないと知りながらも、あがき続ける愚か者が俺は好きだ!
  • 世界が悪いのはお前らのせいだから、自覚しろ!  曲解すればこんな演説

合コンでさえお世辞を言えない翼人もどうかと重けど、
この人の演説はなかなかに熱い。

実際、聴衆を聞きに来ていた何人かを苛立たせることに成功させている。
ここで苛立たせる=心を動かすという事の証拠でもある。

「みんな怖いんだ。自分の意見を持つ事が……だから心地の良い嘘に身を委ねてしまう」

確かに学園祭では嘘が蔓延していた。
一見笑顔で満ち溢れているように見えているが、
内在的なストレスは少なからず溜まっていたはずだろう。

前者の敵の演説ではそういった内在的なストレスから目をそらし続ける施策、
後者の主人公サイドの演説はストレスと向き合うので、とうぜん人同士の衝突だって起こり得る。


ただ問題は、このままでは正しさはあっても支持率を得られない=政治家としては負けであるという事。
その事を空篠 翼人は自覚しつつも、今回は自分の意見を曲げずに言った。

今後の課題はマイノリティな意見をいかにして大きな力にしていくかという事か。


幼女は嘘をつかない

今回の話では正直者の幼女が一人救われた感じになっている。
翼人の意見に多くの人は不満を感じたが、嘘が嫌いな幼女だけは溜飲が下がる演説となった。

「大多数の幸福」がゴールだとすれば全体の満足度は少ないかもしれない。

しかしモブキャラが苛立ち可愛い幼女が救われるならば、
カッパはそれで満足なのである。


幼女同士のアミカ契約、楽しみにしてるぜ!